昨年、楽天グループの株を取得し、株主優待SIMが使えるようになりましたので、メモがてら様子をまとめました。
「楽天モバイル」特別ご優待「音声+データ30GB/月」プラン取得条件
* 2025年7月現在の情報のため変更になる可能性あり
- 楽天グループの株式を100株以上保有
- 基準日(12月末日)に株主名簿に登録されていること
SIMの利用期間は1年間ですが、株を持ち続け、手続きをすれば継続利用もできるようです。
利用に関する注意点
①電話番号が指定できないため、現在利用中の番号をそのまま使うことはできません。
私の場合、主にデータ通信が中心なので、通話については日本通信と別途契約し、そちらの番号を自分の携帯番号として公表し、受信専用にしています。
②発信については、楽天モバイルの場合「Rakuten Link」アプリを利用すれば無料通話が可能ですが、株主優待の場合は、同様の機能を持つ「Rakuten Link Office」アプリを使用します。
③データ利用の上限は30GBですが、「my 楽天モバイル」のようにデータ使用量をカウントする専用アプリは提供されていません。そのため、別のアプリを用意する必要があります。私は「My Data Manager」というアプリを入れてデータ使用量を測定しています(セキュリティ機能は使用していません)。
④SIMは、SIMもしくはeSIMのどちらかを選択できます。
個人的にはeSIMの方が便利な気がして、iPhoneにデュアル設定し使用しています。
利用までの流れ
* 2025年7月現在の情報のため変更になる可能性あり
基準日に株主名簿に登録されている
「楽天グループ株式会社 定時株主総会・株主優待 専用サイトのご案内およびID・パスワードのご通知」が届くので申し込み手続きをする
ご本人様確認手続き完了のお知らせとSIM配送予定のメールが届く
SIMが宅配便で送られてくる。
開通通知書を見ながら設定することで開通する
SIMをiPhoneに設定する
私の場合、楽天モバイルをすでに使用中だったため、株主優待SIMを開通させ、その後楽天モバイル解約という流れでした。
「スタートガイド」のQRコード、
「eSIM」のQRコード、
「楽天LinkOffice」アプリのQRコード(iPhone、Android)
「お問い合わせフォーム」のQRコードが掲載されている
iPhoneの「設定」から「モバイル通信」「eSIMを追加」「QRコードを使用」
ここでQRコードを読み取り設定する
「主回線」は「日本通信」にしているため、
「副回線」の「楽天モバイル」を「オフ」、
「株主優待」の電話番号を「オン」に設定した
アプリをインストールし、株主優待SIMの電話番号を入力すると利用開始
データ使用量を1か月毎にカウントするよう設定する。
セキュリティ機能は利用しないので無効にする
ネット接続や、通話など動作確認後、楽天モバイルを解約。
私の場合、株主優待SIMがあれば、楽天モバイルを2回線契約している必要がないため、それまで利用していた楽天モバイルの契約を解約
このような流れで、楽天モバイル最強プランから株主優待SIMへの移行を完了しました。
もともと楽天回線を利用していたため、特に使用感に変化はなく、これまで通り普通に使えています。
その結果、携帯契約1回線分の費用を節約できるので、お得なのではないかと思います。
ただし、株の取得や各種設定については環境によって異なりますので、実施は自己責任でお願いします。